第678話:とても大切にしていた

VACANCES beaute Inc.

ティーサロンをグローバル展開するある創業社長にとてもお世話になった。業界は違えどお店に対する真摯な姿に感銘を受け一緒によく飲みに行ってはブランド論をお話しさせていただいた。「自分のブランド、自分のお店を深く深く磨いていく」これが社長の口癖だ。

そんな折、そのチェーンの全国の加盟店が一堂に介する年に一度の年次発表会に呼んでいただいた。もちろん加盟店や本部関係者以外で参加しているのは僕だけだ。
ブランドにおける様々な数値や課題を発表していく中でとても印象に残ることがあった。

それは店内POPについて。ブランドデザイナーがデザインした以外のPOPを店舗に掲示することをきつく禁止していた。VI(ブランドアイデンティティー)を統一し、イメージを守ることをとても大切にしていたのだ。

VIの基準がなければ商店街の個人店になってしまう。
親しみやすさやベタ感などを売りにするお店では良いが、バラバラの個人が好き勝手にビジュアルを作るとブランドではなくなる。

どうするのが正しいのかではなく、VACANCESはブランドでありたいと思う。
困難であってもその道を進もうと決めた。

つねに前衛的であろう!
以上、
ウノシュージ
Cheer you up!!go VACANCES!!

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